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ビーガン

犬にとってのベジタリアン食

犬達にベジタリアン食を与えることは、犬のためだけではなく人間や環境にも優しい選択肢となります。
ベジタリアン(菜食主義)の人々は、倫理的な考え方、環境への配慮、健康的な側面など、それぞれにいろいろな理由や背景を持ってこの食事を選択しています。
そして、ベジタリアンのペットオーナー様の中には、家族である犬達にも同じような食事を与えたいと考える方がいます。

環境への配慮という観点から日々の食事を考えた場合、動物性の食べ物より、植物のように食物連鎖の下位に属する食べ物を食べるほうが効率が良く、エコロジカル・フットプリントを小さくすることができます。
例えば、1gの動物性タンパク質を生産するためには、家畜に約10gの植物性タンパク質を与える事が必要と推定されています。

※エコロジカル・フットプリントとは:
自然生態(エコロジカル)につけた足跡(フットプリント)の意味から発展し、自然資源の消費量を土地面積で表すことで人間活動が環境に与える負荷を示した数値のこと

ベジタリアンの食事は、動物由来の原材料を一切含まないため、動物福祉を懸念する消費者へのアピールにもつながります。

また、皮膚トラブルや消化器トラブルなど動物性タンパク質に過敏な犬にとって、ベジタリアンのレシピはひとつの解決策になるかもしれません。
もちろん、ベジタリアンレシピは普段は肉や魚などの動物性原材料を含む食事を与えている犬達へのローテーションフードとしてもおすすめできます。ローテーションにベジタリアンレシピを加えることで、植物をベースにした持続可能な食生活を取り入れることができます。

ベジタリアン食で犬に必要な栄養を満たすことができますか?

犬達は、動物組織にしか含まれない栄養素を必要とする猫とは異なり、ベジタリアン食で栄養要求を満たすことができます。

そり犬でもあるシベリアンハスキー犬に、肉類を含まない食事を16週間(内10週間は競争レース期間)与えた場合にも、犬達の血液検査の結果は正常範囲であり、獣医師による健診で素晴らしい健康状態・体調であったという研究報告があります。

しかし、犬用のベジタリアンレシピを考える際には、一般的なレシピであれば主に動物性の素材に含まれている下記のような栄養素について、特別に注意しなければならないものがあります。

タンパク質

アミノ酸はタンパク質を構成する栄養素です。
犬達には食事から得なければならない10種の必須アミノ酸があります。
食事から得たタンパク質は、消化管でアミノ酸に分解され、体のあらゆる組織の維持や修復、免疫作用、酵素の生成など、重要な栄養素としてさまざまに利用されます。
動物性タンパク質には犬達に必要な必須アミノ酸が全て含まれていますが、植物性タンパク質は、いくつかの必須アミノ酸(制限アミノ酸)が不足している場合があります。
しかし、この問題は補完的な植物タンパク質源を組み合わせて食べることで解決できます。

例えば、オート麦とエンドウ豆はそれぞれ異なるアミノ酸組成を持っており、2つを組み合わせることで、全ての必須アミノ酸を満たすことができるのです。
このように、様々な植物由来のタンパク質源をバランスよく組み合わせることで、犬に必要な全ての必須アミノ酸とタンパク質を十分なレベルで満たすことができます。

タウリン

タウリンは、動物組織中に見られるアミノ酸で、網膜機能、心臓機能、生殖機能や成長に重要な役割を果たします。犬はシステインとメチオニンというアミノ酸からタウリンを合成することができますが、犬種や条件によって合成量が不十分となることがあります。ベジタリアンレシピではタウリン源としてサプリメント(非動物性の素材由来)を利用することでバランスを整えることができます。

脂肪酸

脂肪酸はエネルギー源であるだけでなく、いろいろな代謝反応に利用される必須脂肪酸として必要な栄養素です。犬は食事からオメガ3,6脂肪酸の両方を摂る必要があります。
ベジタリアンレシピでは、ヒマワリ油のような植物油がオメガ-6脂肪酸源となります。また、フラックスシード(亜麻仁)は、オメガ3-αリノレン酸を豊富に含む食材です。

ビタミンA

脂溶性ビタミンの一種であるビタミンAは、主に動物性の素材に含まれており、皮膚、瞳や免疫系の健康を維持する上で重要な役割を果たします。
犬は人間と同様に、植物性の食材に含まれるβ-カロテンのようなカロテノイドからビタミンAを作ることができますが、ビタミンA源としてサプリメント(非動物性の素材由来)を利用することでより確実にビタミンAの補給をできるようになります。

ビタミンD

ビタミンDは、骨や歯などのカルシウム代謝に深く関わっており、筋肉、神経および免疫系の機能にも関与しています。
ビタミンDは、植物によって生成されたり紫外線を浴びることで生成されたりしますが、犬ではその合成量は不十分とされており、食事から補給する必要があります。しかし、ビタミンDは油分の多いサーモンや卵黄などとても限られた食材にしか含まれません。
ベジタリアンレシピでは、サプリメント(非動物性の素材由来)を利用して補給することができます。

ビタミンB12

ビタミンB12は、血液細胞や神経機能の健康維持に重要な栄養素です。このビタミンは動物性の素材にしか含まれないものですが、ベジタリアンレシピでは、サプリメント(非動物性の素材由来)を利用して補給することができます。

GATHERエンドレスバレーの原材料はどのように選ばれていますか?

エンドレスバレーの原材料は、犬に必要な栄養素をすべて満たすよう注意深く選ばれています。
エンドウ豆とレンズ豆は、地元カナダで環境に配慮された農法で栽培されている食材です。もちろん、栄養価が高く、炭水化物、繊維、タンパク質、および必須のビタミンおよびミネラルの優れた供給源となります。
また、エンドウ豆は土壌に窒素分を供給し、持続可能な農業に寄与する作物としても有用です。
組み合わせとして全粒粉のオーガニックオート麦と大麦を選ぶことで、エンドウ豆・レンズ豆のもつアミノ酸組成の相互補完となり、犬の必須アミノ酸を全て満たすことができます。
ヒマワリ油は遺伝子組み換え食材でないものを選んでおり、オメガ6脂肪酸源、リノール酸源となります。ジャガイモとキヌアはタンパク質と炭水化物の供給源です。ブルーベリー、クランベリー、ニンジンは栄養価が高く、抗酸化物質を豊富に含みます。
また、培養酵母は、タンパク質とビタミンBの源となります。
ビタミン類、ミネラル類およびアミノ酸のサプリメントは、ベジタリアンレシピ以外のペットフードにも利用されていますが、ベジタリアンレシピでは必須栄養素をバランスよく確実に摂取できるように配合されています。

犬はベジタリアンレシピを消化できますか?

猫とは異なり、犬は植物性の栄養素を消化吸収し、利用することができます。
しっかりと栄養バランスを整えたベジタリアンのレシピに含まれる栄養素「タンパク質」「脂質」「炭水化物」の含有量は、動物性食材を含む多くの市販のフードと類似した内容になります。
ベジタリアンレシピに使われている食材は粉砕・加熱などの調理過程を経て、より消化しやすくなります。
繊維質は栄養素としての消化はできない部分ですが、健全な消化機能をサポートしウンチの質や量に影響します。
エンドレスバレーの粗繊維の配合割合は、保証分析値に示されているように4%以下となっており、動物性食材を含む一般的なドッグフードの割合と同じレベルです。

VEGAN.ORG認証のベジタリアンレシピ
  • GATHER™
    エンドレスバレー